口腔内スキャナの世界シンポジウムに日本代表として発表しました。

2022年04月05日

先日、私がGLOBAL KOLを務める３Shape社のGLOBAL シンポジウムに日本代表として講演させていただきました。

KOLとはKey Opinion Leaderの略で、メーカーの中における専門的なインフルエンサー的な立場をさします。

私は、３Shapeというデンマークの会社で、主に口腔内スキャナTIROSを扱う会社GLOBAL KOLと務めています。

KOLの具体的な役割としては、SNSでの発信や、メーカー主催のセミナーや講演で先端的なテクニックや情報を開示することが挙げられます。

今回、そのKOLとしての仕事の一環で、３ShapeのGLOBALシンポジウムの日本代表に選出されました。

このGLOBALシンポジウムというは、web上で24時間セミナーが行われており、世界各国のデジタルに造詣の深い歯科医師や技工士が発表をし続けるというものです。

アメリカ・オーストラリア・イタリア・フランス・インド・シンガポール・韓国・中国などさまざまな国の代表が話す中、日本代表として「口腔内スキャナがもたらす新しい患者体験と選択理由」というタイトルでお話ししました。

また、詳しくは別の機会でお話ししますが、私が留学した2012年にはアメリカですでに臨床応用され始めていたこの口腔内スキャナは単なる型取りをデジタルにしただけのものではなく、患者さんとのコミュニケーションツールとして非常に有用であると考えています。

当院では、型取りは原則すべて口腔内スキャナで行い、患者さんの不快感の軽減に努めています。さらには、できるだけ患者さんが自分のお口の中を理解しやすいように、口腔内スキャナで撮影した画像をもとに説明するようにしています。

粘土のような型取りが苦手という方は、ぜひ一度当院を受診してみてください！